ABOUT

タトリーズとは、アラビア語の「刺繍」という言葉が由来となっています。
パレスチナ伝統の手仕事を守ること 、 家族や子供を支え続けるパレスチナ女性の力になること。それが、わたしたちの想いです。
タトリーズは認定NPO法人「パレスチナ子どものキャンペーン」によって始まりました。2018年、国連開発計画(UNDP)と「パレスチナ女性のエンパワーメント・プロジェクト」を推進。プロジェクト終了後も継続して、ご購入いただいた金額の4分の1をチャリティーとし、現地の女性、障がい者の自立支援に活用させていただきます。

パレスチナ刺繍 タトリーズ

◆パレスチナ刺繍「タトリーズ」とは

「タトリーズ」は、アラビア語で「刺繍」を意味します。 タトリーズは、子どもたちや家族を支えるすべての女性たちを応援しています。「パレスチナ女性のエンパワーメント・プロジェクト」を進めています。 刺繍商品は、1点1点手作業により制作しているため、同じ製品でもサイズ違い、色違いなどの多少の個体差があります。

◆刺繍一針に込められているもの

パレスチナの手刺繍は、パレスチナで古くから母から娘へ受け継がれてきた伝統文化の一つです。かつて、晴れ着や嫁入り道具、花嫁衣裳やクッションカバーなど、祝い事や日々の暮らしに彩りを与えてきました。刺繍のモチーフには名前や意味があり、女性や家族が健康で幸せな人生を送れるように、厄除けや子孫繁栄などさまざまな意味が込められています。

パレスチナ女性の民族衣装には、繊細なクロスステッチの手刺繍が襟元、胸、袖、裾などに施されています。古くは手織の麻や木綿に色糸で簡単な刺しゅうを施していたようですが、19世紀以降は、外国文化の影響も受けて、模様も色も素材も非常に手の込んだものになっていきました。一針一針大変な時間と手間がかかっています。色や模様には作り手の独創性が活かされていて、一点ものも少なくありません。

伝統模様には花や木、星や月などの生活の身近にあるモチーフが多く見られます。例えば地中海沿岸に自生する糸杉は、特徴的なモチーフのひとつです。同じモチーフでも、町や村によって少しずつ異なり、衣装の刺繍を見れば、出身地がわかると言われました。

レバノンの難民キャンプは、パレスチナ北部のガリラヤ地方や沿岸部の出身者が多く、繊細で軽やかな色と柄が特徴的です。一方ガザは、隣接するシナイ半島の先にアフリカ大陸が広がり、また砂漠の遊牧民ベドウィンもガザにはたくさん住んでいます。「アトファルナ工房」で作られる刺繍は、こうした風土を背景にしたカラフルな色調が特徴です。

◆女性や聴覚障がい者の自立のために

パレスチナ刺繍を制作しているのは女性たちです。彼女たちは、パレスチナの美しい文化を自分たちの手で守ることに誇りを持っていて、いつも目を輝かせて刺繍について語ってくれます。
たび重なる戦争によって働き手である男性を失った家族も多く、また失業率も高いので夫がいても収入が安定しない家庭が多いのです。子どもたちを抱え、特別な技術を持たない女性たちが生計を立てるのはたやすいことではありません。そのため、家にいながら、時間的にも自由に作業ができる刺繍は女性の収入源として重要な役割を果たしています。

◆刺繍製品の売上が、難民や障がい者の生活を支えています

パレスチナ刺繍製品を買うことで、現地の女性や障がい者の自立を支援することができます。お買い上げ金額の約4分の1が女性たちの手間賃となります。その他、材料費、刺繍プロジェクトの運営費、輸送や梱包費用、輸入関税や販売経費が含まれます。

◆パレスチナ子どものキャンペーンとは

タトリーズの運営母体である認定NPO法人パレスチナ子どものキャンペーンでは、1986年より現地団体と協力し、パレスチナで子どもや女性、障がい者を優先して支援活動を行ってきました。支援事業は、子どもと家族の生活を支え、障がい者の自立を助け、また子どもたちが安心して成長することを目指しています。そして、援助に頼らず自分たちの力で生活したいと願っているパレスチナの大人たちを支えるものです。

詳しくはこちらをご覧ください。
https://ccp-ngo.jp/

写真1&2:Osama Silwadi(パレスチナ人フォトジャーナリスト)
写真3:パレスチナ子どものキャンペーン

特定非営利活動法人パレスチナ子どものキャンペーン
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